【不妊治療5年】43歳で終えることにした理由

不妊治療・・・20歳で長女を産んだ私は当時そんな言葉も知らなかったかもしれません。
でもステップファミリーとして36歳で再婚し、一番最初に不安になったのは
「赤ちゃんが産めるのか」ってことでした。

結婚後半年からはじめた不妊治療、43歳の今年で終わりを迎えようと思っています。
次女を授かれたのは39歳の体外受精でした。
最後にもう一人授かれなかった切ない気持ち。
今まで決して楽ではなかった不妊治療が終わることへの安堵感。
もし不妊治療の終わりが見えない不安や、年齢で悩んでいる方の気持ちが少しでも和らいでくれたらとおもい私の不妊治療体験をまとめます。

「夫が嫌がった不妊治療」

正直結婚して、避妊をやめたらすぐ妊娠できると思っていました。
治療している方はみんないうけど「まさか私が」状態での治療開始。

初めて行った最寄り駅付近の病院は「女医の婦人科・不妊治療」なんてワードで検索したと思います。

今となれば女医であるより、結果が出せている病院を優先したいところですが・・・いくつもの初期検査をして(痛い検査のオンパレードでした)何度か医師の指示に従ってのタイミング療法を繰り返す半年間・・・「人工授精へ切り替えてもいいと思います」と言われました。

でもこの時私は36歳。夫は34歳。
今よりももっと不妊治療ってワード自体が負のオーラを放っていたころ。

夫は不妊治療に相当嫌悪感を持っていたと思います。
だって夫に原因はありません。
ただ私にもこれっている原因は最後の最後までありませんでした。

不妊理由で一番やっかいな「理由のない不妊」

それに私の的を得ない説明や、説得力のなさもあったと思います。結果夫の嫌悪感はぬぐえず、しばらくタイミングを取る方法を繰り返しましたが結局妊娠することはできませんでした。
この頃は不妊治療で有名な病院をいくつも調べ問い合わせしました。
その中から、今後のことも考え通いやすさや口コミもよく、たまたま私の地元にあった病院への転院をしました。

【転院先の病院でのステップアップ人工授精】

転院した病院でも初期は検査が多かったと思います。
夫の精子検査もはじめてしたのはこの病院。なんの問題もない数値でした。

私の検査も特に問題はない。

以前の病院と同じく2度ほどタイミングを取ってすぐに人工授精へとステップアップしました。

私には 人工授精=妊娠 にすぐつながるイメージ。

人工授精を受けることを渋々でも了承してくれた夫に感謝しつつ、もう出産する産院まで検索しはじめてました。

ちょうどこの頃、実妹の子がおしゃべりし始めたりしてかわいい真っ最中。
来年はうちもこんな感じかなーなんて妄想したりして人工授精を受ける日を心待ちにしていました。
でも2回、3回チャレンジしても私のお腹に赤ちゃんが来ることはありませんでした。

不妊治療をはじめてから、すでに3年が過ぎるころでした。


【高度医療へのステップアップを決断・・・!】

この時期、引越しがありたまたますぐ近くに不妊治療専門のレディースクリニックがありました。
昨年から開業された病院で当時はまだ口コミ等も多くはありません。それまでは不妊治療専門クリニックではなかったため、期待を込めて説明会に参加しました。

この頃になると私はもうすぐ39歳。
さすがに自分が不妊である事実はわかっていました。

不妊治療専門クリニックは高度医療専門クリニックです。
なので、当初からステップアップして体外受精を視野に入れている人だけを診ますと明確に記されていました。

でも体外受精となると1回の通院でさえ金額も桁違い。
そして今までとは違って採卵があります。

採卵に対してはすごく痛いイメージがあって、採卵をしたくなかったのも私がなかなかステップアップできずにいた理由かもしれません。。。

夫に何度も何度もお願いして1年だけという約束で、高度医療へ踏み切ることにしました。
この時は、まさか何度も採卵をして、移植して・・・なんてすると思わなかった。

夫に赤ちゃんを抱かせてあげたい
夫をパパにしてあげたい
義父母に孫を見せたい

我が家はステップファミリーです。
私には20歳で産んだ連れ子がいます。
義父をはじめ家族は、長女をもちろんとてもかわいがってくれていますが
私には、どうしても血のつながった孫を抱かせてあげたいと思ったし
それが、私を受け入れてくれたせめてものお礼になるんじゃないかとまで思っていました。

どこへ旅行に行っても、子宝の由来がある神社を探して行きました。
神社でもお寺でもお願い事ができるところでは
「元気な赤ちゃんが産めますように」とそれだけを祈りました。


少しながくなってしまうので長くなってしまうので次回へ続きます・・・

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