前回のお話でガースー総理の不妊治療保険適用が対象になることを知り
43歳まで不妊治療をやりきることにした私。
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【不妊治療5年】43歳で終えることにした理由②
前回のお話はこちら https://minia-mom.com/infertility1/ 体外受精へのステップアップをなんとか1年だけという期限付きで夫に許してもらいました。病院は自宅近くの不妊治療 ...
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保険適用では1子当たりの給付回数は40歳以上43歳未満は通算3回。
さかのぼっての申請も可能だった分があり、そそくさと助成金の申請・・・
結果、その後採卵から移植までを含めて残り2クールの適用でした。
採卵するも育たないたまご
43歳になってから初めての採卵。
目標は4つ。
採卵は毎回緊張していました。手のひらに爪が食い込んだ跡が毎回残るくらい緊張と痛みを耐える時間!!
多分10分とか15分程度の時間なのになんであんなに長く感じるんだか。
何とも言えない子宮へ針をさすあの痛みが苦手で事前に痛み止めを飲んでみたり。。。
↑ 結局あんまり意味なかったです・・・
結果3個の卵が採れ、採卵翌日に電話で培養士さんから受精結果を聞くことになりました。
「2個受精できています!」
1つのたまごは変性卵で受精が出来なかったとのこと。
それから約10日後くらいにその後のたまごの成長など培養士さんから説明を受ける&卵巣の腫れがないかの内診があります。
そして、生理がきて移植日にむけての投薬・・・
いままで卵は毎回2~4個採卵できていてグレードも悪くない状態で来ていました。
なので私が妊娠できない理由は「いい卵に巡り合えていないから」と医師からも言われていました。
でもね。
この時初めて採卵した卵は1つも成長できなかったんです。
そう、胚盤胞になりませんでした・・・
43歳っていう年齢を感じたのは言うまでもありません。
43歳。最後の採卵へ挑む!
2023年2月、43歳保険診療での最後の採卵をすることにしました。
8月で私は44歳になります。
そして今までたくさんの治療費を支払ってきました。
確定申告での医療費はいつも200万の満額超え・・・。 医療費の領収書は毎年束で提出していました。
せめて一人授かれただけでも幸せなこと。 それはわかっています。
でもその次女の成長がうれしくて、毎日が幸せで、旦那さんがパパになる姿を見れたことがうれしくて、
ついつい欲張ってしまったのかもしれません。
もう一度赤ちゃんを育てたい!
この子がお姉ちゃんになる姿を見たい!
そんな気持ちでいっぱいでした。
でもキリがない不妊治療に見切りをつけないといけないのもわかっています。
高齢での出産リスク。
これから先の次女の未来。まだまだお金だって必要です。
産んだとしてもその後の体力はどうなのか。
…いつまでも治療を続けるわけにもいかない。
旦那さんと話をしました。
今思えば、もしかしたらこの時
私のうだうだと考えたことを了承してもらうためだけの報告だったかもしれません。
「保険診療での採卵で取れた卵を移植したらもう不妊治療はあきらめる」
それが私の結論でした。
最後の採卵で3つの胚盤胞凍結。胚移植前後に実践したジンクス
最後の採卵で採れた卵は3つ。
翌日受精も確認できました。
その後、3つの胚盤胞を無事凍結することもできました。
4月。
次女が今まで行っていたプリスクールを退園してインド式インタースクールのナーサリーへ入学することが決まりました。
そのスクールへは、今の自宅からは少し遠く通うのが困難なため引越しをすることにしました。
引越しは4月の下旬。
その前の週に移植をすることが決定しました。
一番グレードの良い卵を戻しました。
毎回アシストハッチングしていましたがこの時は5AAという今まででの最高グレードで卵を戻すことが出来ました。
妊活ジンクスと言われることはやれることはやってみました!
少しでもあやかりたくて!!
- ピンク色のアイテムを身に着ける
妊活中は、ピンク色のアイテムを使うと妊娠するというジンクス。
くつした・下着など身に着けるものやハンカチ・タオルなどの小物をピンクにしてみました。 - お墓参りをする
ただお墓には行けなかったので仏壇に手を合わせる形になってしまいましたが・・・
一応やったつもり - 体外受精の移植日にワタリガニのパスタを食べる
どういう理由なのかわからないけどwww 栄養が豊富とか卵が多いとかが由来?
残念ながら移植日には食べれなかったので後日いただきました! - マクドナルドのポテトを移植の直後に食べる
アメリカで広まったジンクスだそうですが、妊婦さんがつわりの時期に食べたくなるから??
自宅の近所にマックがあるので移植後何回か食べました。 - パイナップルを食べる
パイナップルに含まれるブロメリンという酵素が子宮内膜をフカフカにして着床を促してくれるらしい・・・
しっかりいただきました!
それにプラスして
個人的にいままで着床した時にやってたことも実践。
- 移植前から2~3日置きにオイルマッサージを受けて代謝をよくする
家の近所に中国の方がやってくれるマッサージ屋さんがあり好きでよく通っていましたが
移植前には頻度を詰めて通いました! - フライングはしない!
これは本当に私個人的なジンクス。フライングして着床したことももちろんあるんです。
でも心拍確認できなかったり等の理由でいずれも稽留流産してしまいました。
次女を授かった時は不思議なことにフライングせず体調の変化もあまりなく判定日に妊娠がわかって( ゚Д゚)びっくりしたことも。
なので今回は絶対しない! ←前回までで持っていたドゥーテストが無くなったってこともありますがw
私が不妊治療を続けて思うこと
不妊治療って言葉自体が結構重い。
そんなにやすやすと人に話せる話ではないですよね。
精神的にも、体力的にもつらいことは多かったかもしれません。
それにどうしても不妊治療は女性の体への負担が大きく、私たちの場合は“やめるのも続けるのも私次第”という暗黙の了解はありました。
もちろん旦那さんは初めは反対だった高度医療ではありますが、特に3人目を考えてからはとても協力的でした。
ただ私の場合は結果なんども繰り返す治療だったし、期間も長ければ高額な治療で先も見えない。
妊娠しなければ、それまでかけたお金もムダになるという思いもあるし
年齢もどんどんあがるから余計に焦る気持ちも…
妊娠しないことが原因でちょっとしたけんかになることもありました。
でも根本的なことは何も変わっていなくて
やっぱり旦那さんの子を産みたい、旦那さんをパパにしたいって思いが1番でした。
だから痛い注射も、大っ嫌いな採卵も内診も耐えられた。
それと、次女を産んだ喜びと次女が来てくれてからの家族時間がとっても幸せなことを知ってしまったから
なかなか辞め時を決められなかった。。。
だから保険適用になってくれて、43歳までっていう区切り見たときは
「なんで43歳?!子供は国の宝なんでしょーーー!!!」って気持ちもあったけど
逆にそこまでは頑張ろうと思えるいい区切りになったような気もします。
私の場合は、ですが。
今回移植をして結果待ち。
ダメならあと2個の胚盤胞を戻して妊活を終えたいと思います。
無事に妊娠していれば44歳で出産。
20歳で長女を産んで
40歳で次女を産んで
44歳でもう一人産むことができたら
かなーり波乱万丈で素敵なママ人生な気がします。